印刷や機械で過去に発生したり、これから発生するであろうトラブルの現象を、それぞれどういう不良が発生するかを洗い出し、「なぜ?なぜ?」を繰り返し、考えられる原因を追究しています。
その原因をもとに、対処手順や予防保全策などをまとめたものが、「トラブルカルテ」です。現象面を索引として、対処法と予防保全策がまるで辞書のようにひける一連のシステムを弊社では、トラブル広辞苑と名づけています。
トラブルの現象は、言葉だけではわかりにくいので、刷本のサンプル集も索引として活用しています。これはオペレーターのレベルアップのための教材にもなり、テストも実施しています。満点を取るまでは次のステップへは進めません。
「トラブル広辞苑」を構築することは、瞬時に対応できる社員育成へ繋がり、機器不良が発生しない設備つくりに役立っています。